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無謀をやらねばならないとき

無謀をやらねばならないときがある。山岳ラリーである。三五年ほど前、私はトヨタのワークスドライバーとして、コロナにうちまたがり山岳ラリーに参加したことがある。こいつは地獄の山岳ラリーであった。東京は青山の絵画館前を昼ごろ出発して甲州街道を下り、麦草峠で八ヶ岳を横断、白山を経由して岐阜の下呂温泉にいたるコースを一昼夜ノンストップ、最終的にゴールは横浜山下公園というおそるべきラリーだった。当時の山岳道路といったらそれはそれはたいへんなものだった。ガードレールなんてものはありやしない。路面も砂利が敷いてあれば上等なほうで、岩がゴツゴツ露出してデコボコだらけ、川だが道だかわかりやしない。いまだったらトヨタのランドクルーザーやランドローバーなどの大型四駆でないと走る気になれないような道である。当時、国産車にはめずらしく全輪独立サスペンションをあたえられたいすゞのペレットなど、あっというまに弱い足まわりがブッ壊れ、全車脱落していった。

(Pick Up)
Keiの中古車情報
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RX−8の中古車情報
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